フェラーリは、マノーがF1グリッドに復帰できるように2014年のF1エンジンを供給することに口頭で合意したという。昨年までマルシャとして参戦していたマノーは、19日(木)に管財人の管理下を脱し、F1復帰にまた一歩近づいた。最近のF1ストラテジーグループのミーティングでは、マノーが2014年F1マシンを使ってシーズンに参戦することは拒否されたが、マノーは、昨シーズン末にチーム間で結ばれていた合意に基づいて復帰の準備を進めている。
昨シーズン、マルシャはフェラーリのエンジンを使用していたが、フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表は、マノーがF1復帰に成功した場合には2014年のエンジンを供給することで合意したと述べた。「昨日、2014年のエンジンを供給すると彼らに伝えた」とマウリツィオ・アリバベーネはコメント。「書類はまだ何もないが、今のところ我々の答えはイエスだ。与えるのは2014年のものだ」まだマノーがF1に戻ってこられるという保証は何もないが、フェラーリとの合意は大きな前進に繋がるだろう。一方で、マクラーレンは、マノーのBチーム化を目論んでいるとも噂されており、カスタマーチームの強奪戦に発展する可能性もある。関連:マクラーレン、マノーの“Bチーム”化を目論む?
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