フェラーリがキミ・ライコネンを解雇するとの噂が浮上したが、関係者はそれを否定している。今年フェラーリに移籍したキミ・ライコネンだが、これまでのところチームメートのフェルナンド・アロンソに後れを取っている。カナダでは、これを理由にフェラーリがキミ・ライコネンを解雇するのではないかという噂が囁かれた。
しかし、現在のキミ・ライコネンとフェラーリとの契約は2015年末となっている。2009年末にキミ・ライコネンが契約途中で解雇された際、フェラーリは違約金として大金を支払わなければならなかった。フェラーリのチーム関係者は「フェラーリが2度キミをクビにすることはない」と Sport Bild にコメント。2009年に高額の違約金を支払ったもあり「フェラーリは同じことをしたがらない」とその関係者は述べた。また、あるドライバーのマネージャーは「フェラーリは最高で3000万ドル(約31億円)支払うことになるだろう。彼の契約は2015年までで、1年のオプションもついている」と Sport Bild に述べた。