元ザウバーのF1ドライバーであるフェリペ・ナッセは、まだ2018年のF1復帰には取り組んではいるが、インディカー転向の方が現実的な目標になるかもしれないと認める。2016年末でザウバーのF1シートを失ったフェリペ・ナッサは、先週のF1イギリスGPで久々にF1パドックに姿をみせた。「まだ、オプションを探しているところだ」とフェリペ・ナッセは Autosport にコメント。
「自分にはまだここに戻ってくる力があると感じているし、2018年のチャンスを見ている」「もちろん、F1がプランAだけど、ブランBもたくさんある」「インディカーかもしれないし、フォーミュラEやWECかもしれない。全てのシリーズに関心がある」「どんなコミットメントや決定をするにしても、やれる全てのことにトライしていくつもりなのは確かだ」フェリペ・ナッセは、F1のシート数が少ないことがF1復帰の可能性を閉ざしていると認める。「難しいよね。僕だけでなく、F1へのステップアップを目指す精力的なドライバーのためにもあと1~2チームあれば嬉しんだけどね」「でも、状況は非常に素早く変化する可能性もある」「重要なのは良いコンディションでいることだ。今年にむけて準備できることはすべてやってきたし、いつでもクルマに飛び乗って、まだ自分に競争力があることを示せることはわかっている」「クルマに乗っていないのは簡単なことではないのは確かだけど、後悔はしていない」「人生にはいろんなことのために時間がある。重要なことは自分が準備ができることだ。すぐに決定するつもりだ」」フェリペ・ナッセは、インディカーにいる仲間のブラジル人ドライバーとの関係によって、インディカーのドアが開かれることを願っている。「インディカーにはずっと気を配っている」とフェリペ・ナッセは認める。「あそこでは多くのブラジル人が走っている。特にエリオ(カストロネベス)とは良い関係を築いている。彼はF3時代に僕の叔父のチームで走っていたしね」「彼はずっとそこでの最新情報を知らせてくれていたし、ずっと注目しているシリーズだ。競争力も高い」「どのような展開になるか見てみるつもりだけど、すべてのドアをオープンにしているのは確かだ」
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