フェリペ・ナッセが、2016年のF1日本グランプリにむけて鈴鹿サーキット、そして日本の魅力について語った。フェリペ・ナッセ (ザウバー)「日本や鈴鹿に行くのはいつも楽しみだった。特に、英国F3時代に中嶋大祐とチームメイトになってからは、特にね。日本人と会ったのは彼が初めてだったけど、とても気が合った。彼が僕の地元のブラジリアに来て実家に2週間くらいステイしてくれたこともある」
「僕も彼の実家に泊まってみたいと思っていたんだけど、忙しくて日本で彼らと一緒に過ごす時間を取れないから、今年はそれを実現させたいものだね」「鈴鹿サーキットはなにもかもが自分が想像していた以上のサーキットだった!初めて鈴鹿に行ったのは、ウィリアムズのテストドライバー時代だった2014年。その時はドライブはしなかったけど、チームと一緒にコースを歩いて、すぐにそのレイアウトの素晴らしさに気づいたよ。とてもチャレンジングで、50年続くとても伝統のあるサーキットだ。どのドライバーも好きなコースだと思う。ここでグランプリを走ったのは一度だけだけど、実にドライビングをエンジョイできた。特にドライコンディションの時はたまらないね。ウエットになると、トリッキーなところもあるけれど……。ぜひ、このコースをダウンフォースが強いマシンで走ってみたいね。ダウンフォースの効くマシンでS字とスプーンカーブをアタックできたら、本当にファンタスティックだ」「もちろん、鈴鹿の素晴らしいところは、他にもある。どのドライバーのことも応援してくれる情熱的なファンの存在だ。彼らにももちろんそれぞれお気に入りのドライバーはいるのだろうが、そうでないドライバーにも声援を送ってくれる。それに鈴鹿の周辺にはブラジル人がたくさん住んでいるから、彼らは僕のことを盛大に応援してくれる。母国から遠く離れた国でのレースで応援してもらえるのは、うれしいものだよ」関連:2016 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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