ルノーF1のエステバン・オコンは、70周年記念GPの予選Q1でジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)の進路を妨害したとして決勝での3グリッド降格ペナルティを科せられた。ジョージ・ラッセルのアタック中、エステバン・オコンはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の前に出るために低速でレーシングライン上を走行していた。
ジョージ・ラッセルは、すぐに無線でエステバン・オコンの危険なアクションについて不満を漏らす一方で、ルノーはラッセルのFW43が迫っていることを十分にオコンに警告しておらず、すでにペナルティを覚悟していた。その懸念は現実のものとなり、予選終了後、スチュワードはエステバン・オコンに3グリッド降格ペナルティを科した。「ターン5の出口ではインラップ(アントニオ)ジョビナッツィが3台のマシンの先頭、続いでオコンがアウトラップ、ラッセルがフライングラップ中だった」とスチュワードは述べた。「ラッセルが近づいている際、チームは無線でオコンにジョビナッツィについてアドバイスしていたが、ラッセルについてぎりぎりまでアドバイスしていなかった。ラッセルが前方の2台のマシンに近づくと、オコンはジョビナッツィを追い越すために右側に動き、はるかに速いラッセルを明らかに妨げた」「チームは、この事例においてドライバーを支援しなかったことを認め、それが妨害につながった」エステバン・オコンは、予選で11番手タイムを記録したがペナルティによって14番グリッドに降格。セバスチャン・ベッテルが11番グリッド、カルロス・サインツが12番グリッド、ロマン・グロージャンが13番グリッドに昇格。被害者となったジョージ・ラッセルの15番グリッドに変更はない。ジョージ・ラッセルは、スチュワードルームに向かう際「どうして僕が行かなければならないのかわからない。彼(オコン)が邪魔をした以外に(スチュワード)に言うことはないんだけど」と不満を漏らしていた。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 8月月8日午前9時10分PDT
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