ミュンヘンの裁判所は、8年前のF1の株式売却に関する事件でバーニー・エクレストンに起訴状を送った。ドイツ検察は、ゲルハルト・グリブコウスキーの汚職事件に関連するバーニー・エクレストンの役割について長期にわたる調査を完了していた。スポークスマンは17日、贈賄と背信の容疑でバーニー・エクレストンの起訴状が送られたと述べた。
バーニー・エクレストンは、バイエルン州立銀行がF1株式の48%を非公開投資企業のCVCに売却するよう、元銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーに4,400万ドル(約45億円)を支払ったとされている。ミュンヘン裁判所はバーニー・エクレストンの贈賄事件を公判に持ち込むかどうかの判断を9月中旬まで待つようだ。バーニー・エクレストンは容疑を否認しており、エクレストンの弁護団は8月中旬まで起訴状に対する意見を提出できる。