ポール・ディ・レスタは、2013年シーズンにむけてマクラーレンと交渉したことを認め、マクラーレンがセルジオ・ペレスを選んだのは“資金”が一役を担ったと述べた。ルイス・ハミルトンが2013に年メルセデスに移籍したことで、ジェンソン・バトンのチームメイトには、ポール・ディ・レスタ、ニコ・ヒュルケンベルグ、ヘイキ・コバライネンなど多くの候補者の名前が挙がっていたが、最終的にはセルジオ・ペレスがシートを獲得した。
ポール・ディ・レスタは「あまり詳しく話すつもりはないけど、そうだね、確かに交渉をした」とコメント。ポール・ディ・レスタは、メルセデスでF3ユーロシリーズとDTMのタイトルを獲得している。「残念ながら、現在このスポーツでシートを手に入れるにはそれ以上のものが必要だ。商業面と資金面の厳しさがある。ペレスは、良い支援を受けている」とポール・ディ・レスタは、セルジオ・ペレスを支援しているメキシコの通信会社テルメックスに言及。テルメックは、2013年はザウバーの支援を続けるが、将来的にはマクラーレンとの提携が噂されている。2013年はフォース・インディアに残留するとみられているポール・ディ・レスタだが、2014年のトップチーム移籍を諦めていない。「チームとはよい関係にあるし、僕をフォース・インディアに推薦してくれた重要人物はマーティン・ウィットマーシュだった。僕は、長年メルセデス-ベンツの一員だけど、何らかの理由で僕を乗せないという決断を下した」「僕たちの道が交差するかもしれない」「彼らに勝てるマシンに乗って、最後に笑うのは僕かもしれない。でも、彼らと仕事をするのなら、彼らもプロでありレースに勝っているし、僕も勝つためにF1で仕事をしている」「重要なことは、結果を出してチームに注目され続けることだ。彼らとよい関係をもっていることも大事だけど、僕はパドックのかなりのチームと良い関係にある。仕事をせがむのではなく、正しい時期に彼らの目の前にいなければならない」