トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1フランスGPで4基目のエンジンを投入することで10グリッド降格ペナルティを受けることになる。ホンダは、今週末のF1フランスGPでレッドブルの2台とダニール・クビアトに“スペック3”エンジンを投入。アレクサンダー・アルボンについては投入が見送られた。
ホンダは、今回の“スペック3”でF1エンジンとターボチャージャーをアップグレード。レッドブルのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、どちらも3基目でペナルティは科せられないが、ダニール・クビアトは、ターボチャージャーは3基目となるが、エンジンが4基目となるため10グリッド降格ペナルティを科せられることになる。アレクサンダー・アルボンに“スペック3”が投入されない理由は明らかにされてない。だが、アレクサンダー・アルボンもすでに3基目のエンジンを搭載しており、トロロッソはまだポイント獲得を望んでいるため、両方のドライバーが後方からスタートするのを避けたいと考えるはずだ。ドライバーは、1シーズンにつき、内燃エンジン、MGU-H、ターボチャジャーを3基まで、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアを2基までペナルティなしで交換できる。F1フランスGP:各F1ドライバーのパワーユニット使用状況チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEレッドブルマックス・フェルスタッペン332222ピエール・ガスリー332222トロ・ロッソダニール・クビアト432222アレクサンダー・アルボン322222ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャーMGU-H … 運動エネルギー回生システムMGU-K … 熱エネルギー回生システムES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)CE … コントロールエレクトロニクス