フォース・インディアの元リザーブドライバー、ダニエル・ジュンカデラは、チームを離れたことに一切の後悔はないと語った。昨年、ダニエル・ジュンカデラはメルセデスエンジンを積むフォース・インディアのリザーブドライバーとしてグランプリに同行しつつ、金曜日のフリー走行に参加することもしばしばあった。
しかし、ダニエル・ジュンカデラは、今はメルセデスから参戦するDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のレースに集中しており、財政難が伝えられるフォース・インディアとの関わりを断ったことに後悔はないと主張した。「批判するわけではないけど、こうなりそうなのはちょっとわかっていた」とダニエル・ジュンカデラは El Confidencial にコメント。「フォース・インディアは小さなチームだし、常に財政面が大きな問題だ。今年もし選ばなければならないとすれば、別のチームを好んだだろう」また、ダニエル・ジュンカデラは、テスト制限が厳しい現在のF1ではテスト兼リザーブドライバーの役割はほぼ時代遅れだと語った。「まず、経験としてはとても良かった。でも、ちょっと反復的になってくるものだ。だから、辞めることに決めた。政治的な面については、フォース・インディアにはそんなにたくさんは見られなかったれど、時々、発言にちょっともてあそんでいる節があることに気づいた。僕は実際に乗った日数よりも多くマシンに乗るはずだった」 現在、ダニエル・ジュンカデラは、バックマーカーのマノー・マルシャを駆る同じスペイン出身のロベルト・メルヒを見守っている。「彼に聞くと、彼のマシンは他の人たちと同じトップスピードがないらしく、ちょっとフラストレーションを感じているみたいだね。それに、チームメイトとは異なるマシンで戦うのはかなり難しいことだ」 「彼が平等な形で戦えるようになることを願う。彼の方がチームメイトよりも優れているからね。でも、イギリスの報道を読むとスティーブンスの方が高く評価されている。ロベルトが持っているような記録もないのにね」
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