レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムは、今週末アブダビで開催されるF2最終戦にアーデン・インターナショナルから参戦することが決定した。FIAは、最終戦アブダビ大会の公式エントリーリストを発表。ダニエル・ティクトゥムは、マキシミリアン・ギュンターに代わってアーデン・インターナショナルからF2デビューを果たすことが確認された。
今年のヨーロッパF3選手権を2位で終えたダニエル・ティクトゥム(19歳)は、先週末のマカオGPで優勝して2連覇を達成している。ダニエル・ティクトゥムは、2019年にTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦すると考えられている。すでにティクトゥムは、今回アーデンでチームメイトを務めることになる福住仁嶺がF2と日程が衝突した際に代役としてスーパーフォーミュラで2レースを戦っている。ダニエル・ティクトゥムは、F2参戦の可能性について「むしろそうしたいと思っている」と語ってた。2018年シーズンのF2でアーデンのドライバーを務めた福住仁嶺とマキシミリアン・ギュンターは2人ともF2を離れることになると考えられている。福住仁嶺はDandelion Racingがスーパーフォーミュラに参戦するとされており、ギュンターはドラゴン・レーシングからフォーミュラEに参戦する。アーデンは、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーの父でありゲイリー・ホーナーが運営しており、レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティクトゥムと明確な関係がある。今年、ダニエル・ティクトゥムは何度もトロロッソ・ホンダのF1ドライバー候補として名前が挙げられてきた。現在、ダニエル・ティクトゥムはF1参戦に必要な40点のスーパーライセンスポイントのうち35点しか獲得しておらず、トヨタ・レーシングシリーズのようなウインターシリーズに参戦して残りの5点を獲得すると考えられている。トロロッソ・ホンダは、2019年にダニール・クビアトの起用を発表しているが、チームメイトについてはF2でタイトルを争うアレクサンダー・アルボンが最有力候補とされている。アルボンは日産とフォーミュラEへの参戦契約を結んでいるが、レッドブルは契約解消について交渉を続けているとされている。関連:ホンダF1育成の福住と牧野、来季はスーパーフォーミュラに専念との報道
全文を読む