シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2026年F1モナコGP初日のフリー走行を終え、チームメイトのルイス・ハミルトン、そしてマックス・フェルスタッペンとの間でポールポジション争いが繰り広げられるとの見方を示した。母国レースとなるモナコで、ルクレールはFP1でトップタイムを記録したものの、FP2ではハミルトンが最速。両者の差はコンマ1秒強にとどまり、フェルスタッペンも僅差で続いた。
一方でルクレール自身は、カナダGPから続くブレーキの問題に悩まされていることを明かしている。ポール争いの鍵はブレーキ問題の解消ルクレールは金曜日の走行を振り返り、現状の最大の課題がブレーキにあると説明した。「僕の側ではブレーキにかなり問題を抱えていて、それを解決しようとしているところだ。今はまだ自信を持てる状態ではない」「それ以外については、このサーキットは大好きだし、もし明日までにその問題を解決できれば大きな前進になると思う。残念ながら、その問題はカナダから少し苦しんでいる」「解決策を探しているところだ。明日までに見つかることを願っているし、そうなれば確実に前進できると思う」モナコではわずかなフィーリングの差が予選結果を左右するだけに、ブレーキの改善がフェラーリにとって重要なテーマとなっている。ハミルトンとフェルスタッペンを警戒予選でポールポジション争いができるかと問われたルクレールは、ライバル勢の速さを高く評価した。「マックスはとても強かったし、レッドブルも非常に強かった。そしてルイスもとても速かった」「結局のところ、今日がひどい一日だったわけではない。FP2ではルイスと本当に僅差だったから、それほど心配はしていない」「ただ、予選は厳しい戦いになると思う。間違いなく非常に接戦になるだろう。もしブレーキで前進できれば、ポール争いにおいて確実に助けになるはずだ」FP2ではフェラーリ勢が1-2を記録したが、ルクレールの言葉からは、レッドブルを含めた三つ巴の戦いになるとの警戒感がうかがえる。バスール代表は慎重姿勢を崩さず一方でフェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、初日の好調なタイムを過度に評価することを避けた。モナコでは路面コンディションの変化が大きく、金曜日の速さがそのまま予選や決勝に結びつくとは限らないと指摘する。「そういった噂や期待は気にしていない。我々は自分たちの仕事をしなければならない。モナコでは金曜日から予選、そして決勝まで非常に長い道のりがある」「最も難しいのは路面の進化とグリップの向上を予測することだ。常に次のセッションを見据えていなければならない。それがチームにとってもドライバーにとっても本当の挑戦になる」「まだ先は長い。明日の予選が終わった時点で、本当の競争力が分かるだろう」フェラーリ復調の象徴となる週末かバスールは最近のハミルトンのパフォーマンス向上についても評価した。「もちろん重要なことだし、チーム全体の競争力にとっても重要だ」「流れは良い方向に向かっている。ただ、本当に重要なのは明日の夜もその流れが続いていることだ」フェラーリはモナコ初日で有力候補の一角として存在感を示した。しかしルクレールのブレーキ問題、そしてフェルスタッペンを擁するレッドブルの速さを考えれば、ポールポジション争いは最後まで予断を許さない展開となりそうだ。【関連】・F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手