シャルル・ルクレールは、ミハエル・シューマッハが持つフェラーリ歴代最多出走記録の更新に近づいている。2026年シーズン終了時点で通算154戦に到達しており、180戦を記録したシューマッハまであと26戦に迫った。ただし、ルクレール本人が見据えているのは“記録更新”ではない。フェラーリでワールドチャンピオンになることこそが最大の目標だと強調し、「記録より王座」という率直な思いを口にした。
シューマッハの記録更新が現実味ミハエル・シューマッハは1996年から2006年までフェラーリに在籍し、スクーデリアで6度のワールドチャンピオンを獲得した。当時は1シーズン平均16〜17戦だった時代だったが、シューマッハはフェラーリで通算180戦に出走。その数字は長年、チーム史上最多記録として残り続けている。一方、ルクレールは2026年時点で154戦に到達。フェラーリとの契約は2029年末まで続くと見られており、このまま参戦を続ければ2027年中にもシューマッハ超えを果たす可能性が高い。「記録よりフェラーリで王者になりたい」この記録について質問されたルクレールは、率直な思いを明かした。「不思議な感じだ。僕はまだとても若いと感じているし、フェラーリでの最初の年のことを昨日のように覚えている。でも特別なことだ」「でも、僕はフェラーリで最も経験豊富なドライバーとして記憶されたいわけではない。フェラーリのワールドチャンピオンとして記憶されたい。それはまだ達成できていない」「僕が集中しているのはそこだ。実は、この統計については本当に知らなかった。1番になることを楽しみにしているわけではなく、ただワールドチャンピオンになりたい」「それが、僕が毎日努力し、取り組んでいることだ。その日が来ることを願っている」バスール「統計よりパフォーマンス」フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールも、ルクレールの価値は数字だけでは測れないと語った。「シャルルは長い間チームにいる。彼はアカデミーにいて、ザウバーへ行き、そしてフェラーリに戻ってきた」「彼はドライバーとしてのパフォーマンスの一部であることは確かだが、チームの発展、結束、チームスピリットの一部でもある」「私は統計の大ファンではない。彼がいつ1番になるのか、2番になるのかは分からない。我々は2027年か何かの統計よりも、パフォーマンス、短期的なパフォーマンスにずっと集中している」フェラーリの象徴的存在へと成長したルクレールだが、本人が求めているのは“最多出走”という記録ではない。スクーデリアにタイトルをもたらすドライバーとして、その名を刻むことだ。
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