シャルル・ルクレールは、2024年F1第8戦カナダGP初日のフリー走行を4番手タイムで終え、FP1とFP2で見られたさまざまなコンディションでのフェラーリの全体的なパフォーマンスレベルを称賛し、前向きな姿勢を示した。最初のプラクティスはウェットコンディションで始まり、徐々に路面が乾いていくという展開だった。2回目のプラクティスではその逆の展開となり、ドライバーたちはジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで、スリックタイヤとウェットタイヤ、インターミディエイトタイヤを交換しながら一日を過ごした。
ラップタイムは重視されていなかったが、フェラーリは常に上位に名を連ね、モナコGPのウィナーであるルクレールはセッションが進むにつれトップ4を維持した。十分に学べたかと尋ねられたルクレールは「もちろん、あのコンデョションでできる限りのことをした。クルマに関しては、毎回コースに出るたびにクルマのフィーリングが違うので、何かをするのはとても難しい」「でも、全体的には満足している。あらゆるコンディションで非常に競争力がある。セッション中に最もドライな路面で適切なタイミングでタイム計測を行わなかったために、タイムシートでトップに立つことはなかったけど、走ったラップのすべてで非常に競争力があったと思う。それは良いことだ」「だからといって、マシンに改善すべき点がまったくないというわけではない。明日に向けて、まだいくつか変更を加える必要がありますが、それがまた良いポジションをもたらしてくれることを願っている」さらに雨の予報が出ている土曜日の走行に向けて、セットアップで何をすべきかを決めているかどうかについてルクレールは「今日僕たちが感じたことと、明日ドライコンディションであれば僕たちが感じるであろうことは、誰もがばらつきがあるだろうということは明らかだ」と語った。「でも、様子を見よう。FP3と予選がドライなら、FP3でマシンのセットアップができる。FP3がウェットで予選がドライなら、誰もが多くの未知数を抱えたまま予選を迎えることになる。でも、僕たちはいつも良いスタートセットアップを得意としているので、うまくいけばもう一度試してみることができるだろう」
全文を読む