シャルル・ルクレールは、優勝を逃したことは残念だったと認めたが、「楽しい」と表現したF1ラスベガスGPでできる最高の成績は2位だったと語った。ポールポジションからスタートしたルクレールは、スタートでマックス・フェルスタッペンに遅れをとったが、フェルスタッペンはターン1でルクレールをコース外に押し出したとして5秒のペナルティを科され、その数周後にルクレールがフェルスタッペンを追い抜きトップに立った。
フェルスタッペンとジョージ・ラッセルが衝突した後、マーシャルがコース上の破片を取り除く必要があり、セーフティカーが出動する直前にミディアムタイヤからハードタイヤに交換したため、ルクレールは3番手に後退する。ライバルたちが新しいタイヤに交換する中、ルクレールはピットインせずにリードを奪うことを選択。当初はレッドブルの両ドライバーに遅れをとっていたルクレールだったが、最終ラップにセルジオ・ペレスをパスして2位を獲得した。「なんてレースだったんだろう」とルクレールはレース後に語った絵。「正直に言って、とても楽しかった。もちろん2位に終わったのは残念だけど、最終的にはそれが僕たちにできる精一杯だった」「最初はとてもトリッキーだった。イン側のマックスが少しグリップを失って、アウト側で僕に乗ってきた。でも、その後はペースがあったし、彼を追い抜いた。全体的にとても強かったし、本当に良いレースだった」「セーフティカーはちょっと不運だった。ピットに入らなかったのは、他のマシンがどうするかわからなかったからだ。トラックポジションと1位キープを目指したけど、終盤の古いタイヤでは難しかった。多くのファイトがあった2位は、正直言って楽しかった。レースがどれほど楽しかったか尋ねられたルクレールは「今回も本当に楽しめたし、僕たちには必要なことだったと思う。もちろん、週末はあのように始まるべきものではなかったけれど、このような形で終われてとてもうれしいよ」「これは本当に素晴らしいスポーツで、ラスベガスでの最初のレースとしてはこれ以上のレースはなかったと思う。街のエネルギーは信じられないほどで、本当に本当に幸せで、少なくとも今日は本当に楽しかった」観客のフェラーリファンに最後のメッセージを送ったルクレールは、「2位は残念だ。でもその一方で、みんながレースを見て素晴らしい時間を過ごしたことも確かだ。「本当に楽しかった。本当に楽しいレースだったので、あういうレースをもっとやるべきだ」
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