シャルル・ルクレールはF1ラスベガスGPでポールポジションを獲得したにもかかわらず、悔しさをにじませた。スクーデリア・フェラーリのルクレールは、初開催となるラスベガスグランプリで今季5度目、ここ4戦では3度目のポールポジションを獲得。ルクレールはチームメイトのカルロス・サインツを僅差で抑えてトップに立ったが、サインツには10グリッド降格のペナルティが科せられるため、フロントローにはマックス・フェルスタッペンが並ぶことになる。
圧倒的な強さを見せているフェルスタッペンだが、チェッカーフラッグの時点ではルクレールにコンマ4秒差をつけられた。レッドブル勢に大差をつけられたものの、ルクレールは予選最終ラップのトラックで、自分にはまだ足りないものがあると感じていたようだ。「ポールポジションからスタートできるのは素晴らしいことだ。でも、Q3での自分のラップにはがっかりしている」とルクレールは語った。「十分な仕事はできなかったけれど、P1には十分だった。僕たちに必要なのはそれだけだ」ルクレールは今年、開催されたイベントのほぼ4分の1でポールポジションを獲得しているにもかかわらず、まだそれをレースで勝利に変えることができていない。レッドブルは1周のレースペースでは限界があるにもかかわらず、レースペース全体では、ほとんどの場合、より速いマシンを所有している。しかし、ルクレールはフェラーリがシンガポールGPに続いて今季2勝目を挙げることを期待している。ルクレールは「今は明日に集中し、レースですべてをまとめたい」と述べた。「いつもはそこが一番パフォーマンスが足りないところなんだ。だから、ここですべてをまとめて勝てることを願っている。「勝つために十分にハードワークして、その勝利を祝うためにいいパーティーができるといいね」シャルル・ルクレール「明日はポールポジションからスタートできることに興奮している。トラックはとても気に入っているし、週末を通sてクルマのフィーリングは快適だった。予想以上にオーバーテイクが難しいので、明日はいいバトルが見られることを期待している。レースペースはかなり良さそうだから、ポールを優勝につなげられるといいね」