フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、スチュワードがF1ブラジルGPでのマックス・フェルスタッペンに防御にペナルティを科さないという決定に固執した場合には、他のマシンとバトルをする際のアプローチを調整するだけだと語る。マックス・フェルスタッペンは、先週のF1ブラジルGPの48周目のターン4でルイス・ハミルトンをターンインさせずにコース外に追いやるライン取をした。スチュワードはレース中にインシデントの調査をしないことを選択し、フェルスタッペンは最終的に2位でフィニッシュした。
だが、その後、当時スチュワードが利用できなかったマックス・フェルスタッペンの前向き車載カメラが公開され、メルセデスF1はその映像を新たな証拠として再審の権利を要求した。シャルル・ルクレールは、スチュワードがマックス・フェルスタッペンを制裁しなかった場合、2019年F1オーストリアGPでフェルスタッペンと彼自身のインシデントの後に行ったようにドライビングを調整すると語った。その際、マックス・フェルスタッペンはレース終盤にシャルル・ルクレールをコース外に押し出して勝利を収め、罰せられなかった。「常にあらゆる状況、スチュワードのあらゆる決定に適応する必要がある」とシャルル・ルクレールは語った。「オーストリアでのマックスがペナルティではないことがわかったすぐに、僕はシルバーストンでドライビングを変えた」「それはすべてのドライバーにとって同じだと思う。僕たちは常に許されている限界でレースをしようとするからね」「そして、これらのことが許された場合、それが僕がすることだ」「オーストリアはまた少し違った状況だった。その後、少し激しくレースをすることができた。これはF1にとっては良いことだった思う。今回状況もまた別の状況だった。彼らがどう考えるかスチュワードに任せたい」シャルル・ルクレールは、結果に関しては好みはないと主張する。「正直なところ、あまり気にしてはいない。でも、ドライバーとして許されるものは何でも明確にしたいと思っている。僕にとってはそれだけが重要なことだ」「これが許されれば、アウトサイドから追い越すのはとても難しいだろう」「でも、状況がどうであれ、僕は決定に従って自分のドライビングを適応させるだけだ。どっちでも構わない」シャルル・ルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツは、マックス・フェルスタッペンがブラジルで罰せられなかったことに驚かなかったと語る。「ドライバーはあらゆる機会を利用して自分の利益を得る」とカルロス・サインツは語った。「前回のレースでこれがペナルティを受けていないのであれば、自分が同じような立場になった場合に、同じようなことができる」「インサイドのマシンは常に他のマシンをワイドに走らせる優先権と能力を持っているとということだと思う。でも、インサイドのマシンもワイドになる場合は明確にする必要がある」「最近は少しそんな感じになっている。でも、たとえば今年のオーストリアに実際に見解を戻すとしたら、レビューすべきことがいくつかある」「オーストリアで起こったことは、実際には非常に似ているケースだ。だから、もう少し明確にするために、ドライバーズミーティングでいくつかの会話があると確信している」
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