フェラーリのF1ドライバーであるシャルル・ルクレールは、2020年のF1世界選手権では、結果に焦点を合わせるのではなく、成功につながるように良い仕事をすることに集中していく必要があると語る。昨年、シャルル・ルクレールは、前ドライバーのなかで最多の7回のポールポジションを獲得したが、そのチャンスを2勝にしか変えることができなかった。フェラーリとしても、信頼性問題やミスによってポイントを取り逃すレースが続いた。
フェラーリは2月11日(火)に新車『SF1000』を発表。“極端”なマシンコンセプトを採用したSF1000でメルセデスに挑戦し、2007年以来となるドライバーズタイトル獲得に燃えている。だが、シャルル・ルクレールは、目標を結果に設定するのではなく、良い仕事をしていれば、結果はおのずとついてくると感じていると語る。「毎シーズン、僕は結果という点ではなく、準備、そして、マシンで行う必要のある仕事に集中する点でいつも非常に高い目標を設定している」とシャルル・ルクレールは語る。「僕は結果に集中することは滅多にない。良い仕事をしていれば結果はついてくるし、チームとして良い仕事をすれば結果はついてくるものだからね。僕はそこに集中している」「シーズンに向けてこれまで以上にハードなトレーニングを行ってきた。準備が整っていると感じている。マシンに乗って、僕たちが他の人と比較してどの位置にいるかを確かめるのが待ち切れない」「今年は私にとってかなり変わってくるだろう。去年はすべてが新しいものだった。チーム全体を発見しなければならなかった。フェラーリドライバーズアカデミーにいたけど、すべてが非常に大きく見えたし、システム、プロセスに適応するのは初めてだった」「今年は少し楽になるだろうけど、その一方で多くの期待がある。今年、自分が望むレベルに到達するために一生懸命頑張ってきた。ポジティブな年になることを願っている」フェラーリ SF1000は、スリム化されたボディ、修正されたサスペンション、そして、昨年マシンよりも赤が強調されたカラーリングが特徴となっている。。「新しいマシンに出会うときは常に感動的だし、SF1000も例外ではない」とシャルル・ルクレールは続ける。「新車を見たときは感動した。マラネロの人たちがクルマを今の位置まで持ってくるために頑張ってくれたことがわかる。コース上で試してみるのが待ち切れない」2020年のF1プレシーズンテストは、2月19日にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタートする。