ケータハムは、2014年の残り3戦で戦うことを明言。チームの安定化のための一環として、現在の本拠地であるリーフィールドからの移転を考えていることを明らかにした。ケータハムの将来の展望については疑問がもたれている。F1日本GPの直前には本拠地に差し押さえのために執行官が入ったと報道がされ、チーム代表のマンフレディ・ラベットは釈明に追われた。
しかし、マンフレディ・ラベットは、残る3レースの参戦は疑いのないことだとし、チームの新オーナーがF1で地位を得たことは称賛に値すると述べた。「前のオーナーシップでは、このチームはイギリスGP前にレースをやめなければならないところだった。それを考えると、我々、新マネジメントが、ヨーロッパラウンドだけでなく、アジアラウンドも見事に戦い終えたことに誇りに感じる。それはさらなる後押しとなり、アメリカと中東での残る3つのフライアウェイ戦に臨む自信を与えてくれた。」とマンフレッド・ラベットは述べた。「我々のパフォーマンスは着実に改善しており、ソチでの素晴らしい予選パフォーマンスや最近のリザルトはこれまでのチームにはほとんど見られなかったレベルにまでなっている」「この好調を維持して、日々戦いを続ける。我々の失敗を望む人々からのネガティブなコメントや懐疑論があるが、それには耐えられる。何の問題もない。事実で答えればいいだけだ」「まずはマシンの技術的改善やチームの財政面の安定化だ。だが、これだけは覚えておいてもらいたい。我々は銃撃戦に飛び込もうとする勇敢な人々だ。チームを危機的状況に残して去った者たちとは違う! 私はこれ以外のことならば、どんな誤解をされても我慢できる。また、どうやら我々は歴史的に噂を跳ね返すのは得意なようだ」 チームの立て直しと再編成を目指すケータハムの計画の一部には、リーフィールドを離れて新たな拠点を探すことがあるようだ。 「この先にはまだでこぼこ道があることはわかっているし、楽なドライブは期待していない。訪れた状況に応じて対処していく」とマングレッド・ラベットは述べた。「あらゆる疑いを避けるために言っておくと、リーフィールドは今もチームの拠点だ。もっと適した代替地を探していることを隠すつもりはないがね。シーズンの残り3戦を楽しみにしている。我々は戦い、改善を続け、ポジティブなサプライズをもたらしてみせよう。期待していてほしい!」
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