ケータハムは、F1中国GP初日のフリー走行で、ギド・ヴァン・デル・ガルデが20番手タイム、シャルル・ピックが21番手タイムだった。午前中には中国人ドライバーのマー・チンホワが走行を担当した。ギド・ヴァン・デル・ガルデ (20番手)「プラクティスセッションは両方ともOKだったけど、僕たちは一日中問題を抱えていて、ちょっとそれに阻止されてしまった。午前中はKERSに問題が発生して、セッション全体をKERSなしで走っていたし、もちろん、助けにはならないことだ」
「午後はターン1でミディアムタイヤの1セットを焼きすぎてしまい、他のタイヤを使い切るわけにはいかないので、FP2のプラン短縮しなければならなかった。それでもい、両方のセッションでミディアムタイヤの多くの良いデータが得られたし、ソフトでのパフォーマンス走行もOKだった。ここはデグラデーションレベルが大きくなりそうだ。特にソフトはロングランの終盤までにかなり終わってしまうので、日曜日にどのようにそれに対処するかをしっかりと考えていかなければならない」シャルル・ピック (21番手)「マーのためにFP1に関与せずにFP2で戻った。最初の走行の序盤にハイドロリックに問題があるように感じていたし、全てが順調にスタートしたわけではなかったけど、ガレージでそれを調べて、かなり素早く解決することができた。でも、問題に時間を費やしたので、クルマのセットアップの十分なオプションを得るための重要な走行のひとつを逃してしまった。それでも、通常通りのプログラムを実施することができたし、ミディアムタイヤでいくつかのセットアップオプションを走らせることができた。その後もソフトでパフォーマンス走行をして、ソフトタイヤがどれくらい持つかを確認するためにロングランで終えた。最速タイムはソフトタイヤでの一周目だったと思うけど、クリアなラップではなかったし、それがタイムに影響した。でも、今日は多くの走行距離を走り込めたし、明日のためにいくつかセットアップのオプションを得られたので、今夜改善できるエリアを調べてみて、明日プッシュできることを願っている」マー・チンホワ「母国でF1セッションに参加する初めての中国人ドライバーになれたことは、僕にとって非常に誇らしい瞬間だった。でも、正直、僕は自分の仕事に集中していたし、内容には満足している。今回のチャンスを与えてくれ、週末ずっとクルマをかなり快適に仕上げてくれたケータハムに感謝したい。20周走ったし、クルマが快適になればなるほどタイムも上がり続けた。セッション終盤にちょっと問題があったようで、4回目の走行を短く切り上げることになってしまった。いくつのチェックでセンサーの問題のようだったけど、最終的な変更によってクルマの感覚は良くなったし、セッションを終えることができた。今週末はすでに多くのことを学んでいるし、FP1はその最たるものだ。走行プランを確実に完了させて、出来る限り多くを学ぶことができるようにあまりプッシュし過ぎないようにした。セッションの最後にシリル・アビテブールが僕のパフォーマンスに満足していると言ってくれたし、内容には本当に満足している」関連:・F1中国GP フリー走行2:フェリペ・マッサがトップタイム・F1中国GP フリー走行1:ニコ・ロズベルグがトップタイム
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