チーム・ロータスは、今年後半からウィリアムズがグローブに所有する風洞施設のひとつを使用する契約を結んだ。チーム・ロータスは、すでにイタリアのエアロラブの風洞プログラムを運行しているが、9月からウィリアムズが有する2基の風洞施設の1基を使用して作業を補足していく。
チーム・ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスは「この契約を締結できたことを嬉しく思う理由はいくつかある。実務的な点から、我々の風洞活動を増やし、英国で最高水準の施設を使えることは明らかな利点だ。そして、それはすぐさま我々のチームが進行している開発の重要なエリアのひとつであるマリアンヌ・ヒンソン(エアロダイナミクス・CFD責任者)と彼女のチームがさらに効果的に作業するための助けとなるだろう」とコメント。「合意のもうひとつの点は、私がF1で初めて一緒に働いたフランク・ウィリアムズ、パトリック・ヘッド、アダム・パーのおかげで素晴らしい契約を結べたことだ」「エアアジアは、彼らのチームのスポンサーであることを誇りとしていた。フランク、パトリック、アダムは、私をF1界に引き合わせる重要な役割を果たしてくれたので、チーム・ロータスをF1で本格的な勢力として確立させていくために、共に作業を続けられることを非常に嬉しく思っている」エアロラブおよびウィリアムズとの契約は、チーム・ロータスがヒンガムに自前の風洞施設を完成させるため継続される。