チーム・ロータスは、2011年に4名のリザーブドライバーを抱えることになりそうだ。GP2チームであるチーム・エアアジアのドライバーに決定したダビデ・バルセッキとルイス・ラジアは、今年の金曜フリー走行でT128を走らせることはほぼ確実とみられている。カルン・チャンドックもチーム・ロータスとリザーブドライバー契約を結ぶ寸前だとされている。
だが、ここに来てアンゴラ人ドライバーのリカルド・テイシェイラ(28)の名前が浮上してきた。リカルド・テイシェイラは、GP2とF2でのキャリアを通してアンドラの国営石油会社ソナンゴル(Sonangol)から大きな支援を受けている。チーム・ロータスは4日(金)、バレンシア・サーキットに残って撮影を兼ねたプライベートテストを実施。そこで、リカルド・テイシェイラはT128をドライブした。「(マシンの)撮影を手伝うことができて本当に嬉しく思っている。初めてF1マシンを味わってみて、再び走るのが待ちきれない」とリカルド・テイシェイラは述べた。チーム・ロータスの技術代表を務めるマイク・ガスコインは「彼は立派に振舞ったし、それはまさに我々が彼に求めていたことだ」と述べた。