カルロス・サインツJr. ウィリアムズでF1アブダビテスト参加をフェラーリが許可

カルロス・サインツJr.とルイス・ハミルトンはともに、現所属チームとの契約は年末まで残っているため、新チームが彼らにアブダビテストへの参加を望むのであれば、許可を得る必要がある。メルセデスはアブダビグランプリ終了後にルイス・ハミルトンが年末のプロモーション活動を行う予定を組んでいるが、オートスポーツ誌が今週初めに明らかにしたところによると、ハミルトンは2025年初頭の未定の日程で行われる「旧型車テスト」で初めてフェラーリのF1マシンを体験することになる。しかし、カルロス・サインツJr.は2024年シーズン最終戦の2日後に行われるアブダビテストで、フェラーリ・SF-24からウィリアムズ・FW46のテストに直接参加できることになった。金曜日の午後、ウィリアムズは「カルロス・サインツが今度のシーズン末のアブダビテストに参加し、2025年シーズンの準備の第一歩を踏み出すことを本日発表できることを嬉しく思う」と声明を発表した。「この早期の機会により、カルロスとウィリアムズの両者が関係構築を開始することができる」「このテストセッションは、カルロスが新しいチーム環境に溶け込む貴重な機会となり、彼は初めてFW46を運転する」「カルロスは2025年にアレックス・アルボンと並んでウィリアムズのドライバーとして走り、グリッド上で最も強力なドライバーラインナップのひとつを形成する」アブダビテストはピレリが運営しており、F1のルールでは参加チームは2台のマシンを走らせることが義務付けられているが、そのうち1台のみにレギュラードライバーまたは新加入ドライバー（ハースが今年、現アルピーヌレーサーのエステバン・オコンを起用するなど）が乗ることになる。しかし、ウィリアムズがサインツとともにもう1台のFW46をテストするために誰を雇うかは不明だ。オランダGP後にローガン・サージェントに代わって出場したウィリアムズのジュニア、フランコ・コラピントは、ルーキーとして出場資格を得るために許可されている最大2レース以上を完走しており、アブダビテストには各チームがそのレベルのドライバーを1人ずつ出場させる必要がある。ハースを退団するニコ・ヒュルケンベルグも、来年レースに出場するザウバーチームのテストに参加する予定である。