F1カナダGPのプロモーターは、今年のレースでの路面の状態に満足していると語る。1年ぶりにF1カレンダーに復活したF1カナダGP。2007年と2008年のレースでは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのぼろぼろの路面が批判を浴びていた。しかし、今年のレース復帰に備え、問題のあったセクションは他のF1トラックでも採用されているシェル・ビチューメン社(Shell Bitumen)によって路面が再舗装され、グランプリ週末中にアスファルトが剥がれることはなかった。
「問題の一部は(溝つきの)タイヤにあると話してきた」と新しいレースプロモーターであるフランソワ・デュモンティエは Montreal Gazette にコメント。「あるエンジニアは、どのコーナーでも(溝つきタイヤの)トレッドがアスファルトを痛めると説明してくれた。昨年路面を新しくしたが、今回の改善は、再舗装とスリックタイヤの組み合わせによるものだと考えている」「最初のプラクティスセッション後、担当者に修復部分を見に行かせた。安心したよ」しかし、レース週末を通してドライバーは路面のグリップの低さに不満を述べており、ブリヂストンタイヤはいつになくグレイニングとデフラデーションが生じていた。フランソワ・デュモンティエは「ドライバーはあらゆるトラックに適応しなければならない」と応じた。「例えばテストで使用されるバルセロナでは、彼らはどこにタイヤを使えばいいか正確に知っている。我々のサーキットがレースに使用されるのは1年に2回だけだ」
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