2022年 F1カナダGP フリー走行1回目のハイライト動画。6月18日(金)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2022年F1第9戦カナダグランプリのフリー走行1回目が行われた。新型コロナウイルスの影響によって2019年以来3年ぶりの開催となるF1カナダグランプリ。今週末は雨も予報されているが、フリー走行1回目はドライでスタート。気温25.1度、路面温度40.9度で60分間のプラクティスセッションはスタートした。
最終コーナーのシケインと立ち上がりの直後に迫る壁の“ウォール・オブ・チャンピオンズ”で有名なジル・ヴィルヌーブ・サーキットだが、角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)が軽く接触した以外に大クラッシュはなく、セッションは比較的スムーズに進行。エステバン・オコン(アルピーヌF1)が、おそらくペーパータオルが原因で右フロントフレーキの故障に見舞われたのが唯一と言えるインシデントだった。フリー走行1回目のトップタイムは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンで1分15秒158。フェルスタッペンはリアロールバーの問題を簡単に報告し、ストレートエンドでのエンジンのクリッピングについて不満を述べていた。2番手は0.246秒差でスクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツJr.。上位二人はミディアムタイヤで最速タイムをマーク。3番手にはアルピーヌF1チームのフェルアンド・アロンソがトップから0.373秒差で続き、4番手のセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、5番手のシャルル・ルクレース(スクーデリア・フェラーリ)の2強の間に割って入った。ロングランで一貫した力強いペースをみせた。