カンポスの2010年F1マシンが、先週行われた一連のテストを通過し、FIAから承認された。承認プロセスは、カンポスのマシンを設計しているダラーラのイタリア・パルマになる施設で行われた。「コックピットのホモロゲーションは、F1マシンの状態と品質を定める重要なポイントだ」とカンポスのテクニカルディレクターを務めるアントニオ・クケレラは語る。
「我々のコックピットが完全に承認されたという事実によって、我々は特権的なポジションに置かれ、マシンの開発を続けることができる」「ダラーラは、時間通りにすべてを揃え、最初の試みで全てのテストをパスするという素晴らしい仕事をしてくれた。我々はまだ同じプロセスでリア・ストラクチャーの承認をパスしなければならないが、すでに内部的な事前テストをパスしている」カンポスのチーム代表であるエイドリアン・カンポスは「これらのFIAテストを通過できたことに物凄い満足感を感じている。F1にエントリーするために集まってくれたパートナーとサプライヤーの技術的な強さを示すことができた」「当初の予定どおりに仕事を成し遂げてくれたダラーラに感謝したい。我々の前にはまだ長い旅が待っているが、現段階では、バーレーンでのシーズン最初の週末に保証するために必要な全てのステップをカバーできると確信している」