カンポスのドライバー候補として、ヴィタリー・ペトロフの名が挙げられている。カンポスは、経験豊富なドライバーと若手ドライバーを組ませることを狙っており、2010年のドライバーは間もなく発表されるとみられている。これまで経験豊富なドライバーとしては、マクラーレンのサードドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサが有力候補として報じられているが、若手枠にはロシア人のGP2ドライバーであるヴィタリー・ペトロフが座ると“Radio Marca”が報じている。
24歳のヴィタリー・ペトロフは、昨年カンポス・グランプリからGP2に参戦しており、今年はその後継チームでアレハンドロ・アガグがチーム代表を務めるバルワ・アダックスからGP2に参戦。ルノーからF1デビューが決まったロマン・グロージャンとコンビを組んでいた。エイドリアン・カンポスは、ドライバーをまもなく発表するとしているが、ヨーロッパGPでの発表は行わないとしている。ペドロ・デ・ラ・ロサは“AS” 紙に対し、「長年マクラーレンで働いてきた。レースをする能力はまだ数年残っていると思うので、競争力がないチームであってもレースシートに戻りたい」とコメントしている。