ジェンソン・バトンは、F1での将来について9月に決定することを示唆。そして、マクラーレン・ホンダにもう1シーズン残留するかについてマクラーレンとまだ議論はしていないと述べた。「まだチームと話はしていない」とジェンソン・バトンはコメント。「9月に座って、話をして、自分がF1でレースをしたいのか、それとも、彼らが僕にF1でレースをしてほしいのか、もしくは、どのような決定になるかを決めるつもりだ」
ジェンソン・バトンは、2000年にウィリアムズでF1キャリアをスタート。翌年にベネトンに移籍し、2003年にはBARに加入。ホンダとの長期的な関係を開始した。2009年にブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得した後、2010年にマクラーレンに移籍した。2011年にドライバーズ選手権を2位で終えたジェンソン・バトンだが、その後は順位を下げていき、2015年にホンダがF1に復活した新生マクラーレン・ホンダでは、最悪のシーズンを過ごした。一時はF1引退も囁かれたが、マクラーレンと契約を1年延長してフェルナンド・アロンソとともに今シーズンを戦っている。今年、マクラーレン・ホンダは顕著な改善を見せているが、チームにはジェンソン・バトンのシートを狙うストフェル・バンドーンが控えている。ウィリアムズは、ジェンソン・バトンを2017年の“魅力的なオプション”であると述べており、バトン自身もそのコメントを好意的に受け止めている。しかし、ウィリアムズは、2017年のドライバーとの契約にタイムテーブルがあると警告している。「我々は独自にドライバーラインナップを決定します。ロン・デニス(マクラーレンCEO)やジェンソンが決断するのを待っているわけではありません」とクレア・ウィリアムズは PA Sport に述べており、フォース・インディアのセルジオ・ペレス、そして、ウィリアムズの開発ドライバーを務めるアレックス・リンの起用が検討されているとみられている。来月、F1での300戦を迎えるジェンソン・バトンは、別のF1シートに座るよりも他のチャレンジを求める可能性があり、WECへの転向も噂されている。「来年F1でレースをしない場合、自分がどこにいるかはわからない」とジェンソン・バトンはコメント。「スケジュールに縛られた人生を過ごしてきた。突然、スケジュールのない生活になったら、大人としては18年ぶりだし、それがいつ起こっても、本当に刺激的だろう」「たくさんのオプションがある。モータースポーツだけでなく、他のスポーツ、そして、人生のなかでね」
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