ジェンソン・バトンは、F1オーストリアGPで指定されている“信じられないくらい高い”タイヤ空力圧が難しいレースに繋がることを懸念している。ジェンソン・バトンは、F1オーストリアGPにおけるフロントタイヤの空気圧が、昨年と比較して4psi上げられたと主張。ピレリは、大部分のチームは高い空気圧で走っていたので、実際のスタート時点での空気圧は4psiまで上がっていないとしている説明し、今年のクルマは1周あたり2秒速くなっているので、いかなる上昇も相殺されると付け加えている。
それでも、ジェンソン・バトンは、空気圧の上昇は“昨年ここで問題がなかったことを考えれば信じられないくらい高い”と語る。「フロントのグレイニングは大きな問題になりそうだ。僕たちがここでソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトを使うことを考えれば、それは厳しい」「全員にとってかなり厳しい週末になるだろう。出来るだけ冷やし、エンジンブレーキの負荷などで対応するなど特定の方法で走ることが重要になる。残念なことだ」ここまでのシーズンを通して全体的にタイヤ圧が上がっているが、今週末はオーストリアの特性によってより圧力の問題が生じるとジェンソン・バトンは感じている。「ここにあるコーナーは高速と中速のコーナーだ。左フロントに多くの負荷がかかることになる。多くのドライバーが全てのタイヤのグレイニングに苦しむことになると思う。厳しいと思うし、それをコントロールするのはトリッキーになるだろう」「昨シーズン末、僕たちは今年はより低い空気圧になると伝えられていたけど、そうなっていない。本当に難しい」「問題は、ピレリがセーフティカーの後ろやレース中の特定の事例での非常に低い空気圧に目を向けていることだ」「彼らが空気圧を上げているのはそれが理由だと思うけど、最低空気圧力は高くなっている」
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