ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダのパートナーシップが、今シーズンの結果不足によってほころび始めていることを認めた。F1シンガポールGPでは、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソの両方がギアボックストラブルによってリタイア。マクラーレンにとって、過去20年で初めて1シーズンで4度のダブルリタイアを記録した。
マクラーレン・ホンダは、シンガポールでより競争的であることを期待していたが、13戦で10度目となるノーポントでサーキットを離れた。「僕たちにとって難しい一日だったし、難しい週末だった」とジェンソン・バトンはコメント。「もっと競争力があると思っていたけど、そうではなかった」「僕たちが何をしたのか、何をしなければならなかったのか、ここからどこに向かっていくのか見ていくし、来週末を楽しみにしている」「でも、そうだね、ちょっとマイナスの影響ができてるし、チーム全体にとってタフだと思う」「彼らはまだ本当に凄い仕事をしている。ウォーキングと日本で全力で頑張っているし、それが止まることがない。とにかく、僕たちは望んでいるほどの速さに改善していない」「今回はポイントを獲得できるかもしれないレースだった。でも、マノーを除いた全てのマシンが、運が良ければポイントを獲得できた。それではあまり十分な目標ではない」このような状況にどれくらい耐えられるかと質問されたジェンソン・バトンは「わからない。でも、僕一人のことではないし、チーム努力だ」「今、僕たちは十分に良くないことをわかっている。とにかくプッシュし続けなければならない」次戦は、日本でホンダが所有する鈴鹿サーキットでのホームレースとなる。ジェンソン・バトンは、鈴鹿でマクラーレンは力強い応援を受けることができることはわかっているが、レイアントを考えれば、またタフな週末になると考えている。ジェンソン・バトンは、F1日本GPの週末に引退を発表するとの噂が広まっている。「ファンはとても支えになってくれると感じている。彼らは常にそうしてくれた」「2007年にホンダのアースカーでそこに行ったけど、彼らはとても支えになってくれた。今年は厳しい一年だったけど、まだあの年ほどではない」「楽しみにしている。いつだって鈴鹿は大好きだ。僕たちのベストレースになるとは思わないけどね」「でも、僕たちはあそこで多くのサポートを得られるだろう。ホンダのホームサーキットだ。ホンダが所有しているサーキットでのね。あのサポートを本当に楽しみにしているし、日本のファンはいつも素晴らしい」「満員になる場所は世界でもいくつかしかないし、満員のグランドスタンドを見て、ファンから声援を受けるのを楽しみにしている」「全てのドライバーがそれを楽しみにしていると思うけど、日本のメーカーのために走るのは特に楽しみだ」