ブリヂストンが、F1ブラジルGPの予選、そして午前中のフリー走行を振り返った。インテルラゴスでブリヂストンのソフト・コンパウンド・タイヤを装着して1分12秒368のタイムを記録したフィリペ・マッサが、ブラジルGPのポールポジションを獲得した。フロントローの隣に並ぶのは、マッサに約0.3秒遅れて2位を獲得したヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)。
今日は午前中のフリー走行と午後の予選セッションの天気が大きく異なり、午後は午前中よりも気温が高かった。今日の最速ラップタイムはQ2でコバライネンがソフト・タイヤを装着して記録した1分11秒768。昨年のポールポジションのタイムはスーパーソフト・コンパウンドでマッサが記録した1分11秒931だった。2007年の土曜日の最速ラップタイムは、3回目のフリー走行でマッサがスーパーソフトで記録した1分11秒810。浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長「大勢のブラジルのファンの目前で驚異的なラップタイムを記録してポールポジションを獲得したフィリペ・マッサにお祝いを申し上げます。ブラジルGP3年連続のポールポジションでした。明日もマッサは力強いレースを戦ってくれることと思います。また、2005年以来のフロントローを獲得したヤルノ・トゥルーリにもお祝いを申し上げます。マッサがポールポジションからのスタート、またコバライネンがQ2で最速ラップタイムを記録しているように、ハミルトンのクルマはとても速いマクラーレン・メルセデスですので、明日は興味深いチャンピオンシップ・バトルになるでしょう。路面コンディションは昨日よりも良いですが、まだグレーニングが見られるようです。明日のレースのキーポイントは、タイヤのグレーニングが発生した時、誰が一番うまくコントロールして力強いリザルトを達成するかという点です」