トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、必ずしも獲得ポイントだけが真実ではないと語る。今シーズンを通してシート喪失の危機が報じられてきたブレンドン・ハートレー。2019年のトロロッソ・ホンダはダニール・クビアトの復帰が決定しているが、もうひとつのシートに関しては、ハートレーに代わってF2ドライバーのアレクサンダー・アルボンの起用が決定しているとも報じられてる。
ブレンドン・ハートレーは、昨年末からのF1での23レースで4ポイントしか獲得しておらず、29ポイントを獲得しているチームメイトのピエール・ガスリーと比較して大きく見劣る結果となっている。しかし、ブレンドン・ハートレーは、最初のフルシーズンを通してパフォーマンスを向上させていると強調する。「僕は間違いなく改善している」とブレンドン・ハートレーはコメント。「ルーキーとして学ばなければならないことがたくさんあった。28歳のオールドルーキーではあるけど、それでもF1ではルーキーだ」「LMP1からやってきて、以前に何度も触れてきた類似点はたくさんあるけど、それでも学ばなければならないことはたくさんあった。心に浮かぶ大きなものはタイヤだ。F1の環境、レースのスタイルもそうかもしれない。ドライバーにかかる外部からのプレッシャーもある」「シーズンを通して自分のアプローチを強健にしてきたと感じている。僕は強くなったし、ミスから学び、クルマ、セットアップという点で週末を最大限に生かせるようにエンジニアと答えを出してきた」「チームに多くの経験をもたらしたと思う。ここ数レース、シーズン後半は間違いなく強くなっている。予選では僕とピエールはほぼ互角だ。彼の方が前にいるときもあれば、僕の方が前にいるときもある」「レースは必ずしもうまくいっているわけではない。獲得ポイントは真実を表していないと思う。人々はF1がチームスポーツであることを忘れているんじゃないかと思うこともある。個人だけでのものではなく、チームスポーツだ。僕はチームプレイヤーだったし、今はシーズン終了までにザウバーの前に出ることに本当に集中している。それが今のトロロッソのメインの焦点だ」