ブラジル大統領ジャイール・ボルソナーロは、F1ブラジルGPが2021年にリオデジャネイロに移る可能性は“99%以上”だと語る。長年にわたってF1ブラジルGPはサンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催されてきたが、2020年で契約期限を迎える。インテルラゴスでは2年前に治安による安全性の問題が発生。さらに重要なことに財政的にもはや実行可能ではなくなっていたことで、リバティ・メディアはリオデジャネイロに会場を移すことに関心を示している。
ブラジル大統領ジャイール・ボルソナーロは、6月24日(月)にF1最高責任者のチェイス・キャリーと会ったことを明らかにし、「我々がF1を失うことはない」と Globo にコメント。「サンパウロの契約は来年で切れるし、F1はリオデジャネイロに行くことを決めている。そうなるか、もしくはブラジルでのF1が終わりを迎えるかのどちらかだ」「リオデジャネイロで2021年からF1を開催できるチャンスは99%かそれ以上だ」だが、現在ブラジルGPを開催しているインテルラゴス・サーキットが位置するサンパウロ州のジョアオ・ドリア知事は「我々はサンパウロでのF1開催をあきらめることはない」とコメント。「我々はリオデジャネイロには敬意を払っている。だが、私から見れば経済的に実現可能だとは思えない」「それにドライバーからの反応もあると予想している。彼らはインテルラゴスが世界でも5本の指に入る屈指のレースサーキットであることを理解している」
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