ブラウンGPのロス・ブラウンは、2010年マシン「BGP 002」の開発を開始したことを明らかにした。ジェンソン・バトンが7戦中6勝をあげ、両方のチャンピオンシップをリードしているブラウンGP。現在、F1の将来を巡ってFIAとFOTAの論争が勃発しているが、ロス・ブラウンはこの騒動が解決されることを確信しており、すでに来シーズン用のマシンBGP002の開発に着手していることを明らかにした。
「我々が来シーズンF1にいることを強く確信している。F1以外の計画はない。我々のエンジニアリングとレース計画を分裂される今回の論争を許すことはできない」「私は分裂シリーズを支持しない。しかし、もしそうなったら、我々が現在取り組んでいる燃料補給のないマシンと似たようなものになるだろう」FIAは、2010年F1世界選手権エントリーに関して、6月19日(金)までにFOTAの8チームが“条件”を撤回するよう要請している。しかし、ロス・ブラウンは、FIAとFOTAが解決策を見つけられると考えている。「我々が望んでいるのは、将来に関してチームとFIAが合意し、元の鞘に収まることであり、それこそがこれまで起こっている状況を避けることができる方法だと思う。今週、まだ問題を解決するチャンスはあると考えている」「FOTAはブラウンGPの支えとなっている。我々がF1にいられるのは、マクラーレンとメルセデス、そして、フェラーリからの支援の申し出があったからだ」「だから、我々は解決策を見つけるためにグループをサポートしたい。我々のような小規模の独立チームと自動車メーカーとのバランスを保ちたい。彼らは独立チームのサポートを望んでいる」「だから、我々はFOTAと共にいるのであり、我々は必要とされるバランスのよいアプローチを提示することができる。自動車メーカーの団体ではない。F1チームの団体だ。それが我々がFOTAにいる理由だ」
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