メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、プール内の2基のエンジンに問題は検出されていないとし、これ以上エンジンペナルティを受けずにシーズン終了まで走り切れることを祈っていると語る。バルテリ・ボッタスは、過去4レースで3つの新しい内燃エンジンを投入。毎回ペナルティを受けてきたが、イタリアでは3位、ロシアでは5位、アメリカでは6位とポイントを獲得している。
バルテリ・ボッタスは、それらのグランプリを上位グリッドからスタートした場合に達成できたはずの結果を悔やんでいるが、シーズンの終わりまでの十分なパーツがプールにあることは朗報だ。「エンジンプールにある両方のエンジンは問題ないと思う。大丈夫そうだ。いずれにも問題は検出されていない」とバルテリ・ボッタスはコメント。「ペナルティなしで最後まで到達できることを祈っている。このタイトなチャンピオンシップバトルでは、たとえ5つの場所だとしても、レースは本当に妥協を強いられてしまうからね」「エンジンをトラックに持ち込む前に、すべてのテスト、信頼性テストに合格しなければならないので、運が悪かっただけのケースだったと思う」「理論的には大丈夫なはずだけど、運がなかったし、僕の方に失敗が多く出た。運が悪かっただけで、すべてが修正されたことを願っている。時間が経てば分かるだろう」今年のチャンピオンシップは残り5レースで、バルテリ・ボッタスは185ポイントでドライバーズランキングの3位につけている。来季はアルファロメオF1への移籍が決定しているバルテリ・ボッタスは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで9番手から6位に挽回したレースが、今年の最高のものではなかったことを認めている。「僕にとってはあまり波乱のないレースだった」とバルテリ・ボッタス。「ベストを尽くしたけど、順位を上げる戦いは簡単ではなかった。気温とトラック特性によって進歩するのは難しかったし、そうなることは分かっていた。第1スティントはアルファタウリの後ろで身動きが取れなかったし、そこでかなり多くのタイムが犠牲になった」「遅いクルマの後ろになってしまうと、ペース差があっても追い抜けるほど十分に大きくなかった。最大限に生かすためのセーフティカーや他の状況はまったくなかったけど、グリッドペナルティによるスタート位置を考えれば、これ以上の結果を出せたかは分からない」「僕たちにとって最強の週末ではなかったけど、フリーエアでのマシンの感触は良かったし、チームとして進めることができる多くの学びがあった」
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