メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1ハンガリーGPでのバルテリ・ボッタスのミスがメルセデスF1の2022年のシートの決断に影響を与えることはないと発言。だが、メディアはボッタスのシート喪失は間違ないと逆説的に捉えている。レッドブル・ホンダの2台を潰されたチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが“馬鹿げたヘマ”だと表現したバルテリ・ボッタスのミスについてメルセデスF1のチーム代表のトト・ヴォルフは公に謝罪している。
しかし、F1ハンガリーGP後、クリスチャン・ホーナーが、トト・ヴォルフとの握手を拒否した映像が出回っている。La Gazzetta delloSportは、バルテリ・ボッタの結果は悲惨なものになると考えており、「彼の運転には精度が不足している。彼はメルセデスのシーズに別れを告げるだろう」と報道。Suddeutsche Zeitung は「大規模なドライビングエラーは、ルイス・ハミルトンの隣でもう1シーズン過ごす可能性をさらに弱めた」と報道。「ボッタスが対戦相手に謝罪している間、彼の潜在的な後継者(ジョージ・ラッセル)は損傷したウィリアムズで9位を走った」トト・ヴォルフは、2022年以降、31歳のバルテリ・ボッタスを若いジョージ・ラッセルに置き換えるかどうかを検討していることをすでに認めている。「夏には、我々がしていることを正確に分析する必要がある」とトト・ヴォルフは認める。「我々は若さを取るか? それとも安定を取るか?」バルテリ・ボッタスのミスがシートを犠牲にするかどうかに関しては「バルテリによる1つのミスは重要ではない」とトト・ヴォルフは主張した。同じ質問をされたバルテリ・ボッタス「レース後、トトと簡単に話したけど、それについては話さなかった」とコメント。「でも、1つのレースで状況が大きく変わることはないと思う。今後数週間で何が起こるかが分かる」しかし、バルテリ・ボッタスのマネージャーであるディディエ・コトンが週末にハンガリーにいたことが注目されている。ボッタスは2022年にアルファロメオに移籍する可能性が報じられている。潜在的な選択肢について質問されたバルテリ・ボッタスは「僕のマネジメントはそれに取り組んでいる」と答えた。注目すべきは、ピレリによるハンガリーでの2022年に向けた18インチタイヤのテストで、メルセデスF1がバルテリ・ボッタスではなく、ジョージ・ラッセルは2021年のメルセデスに乗せていることだ。
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