メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1オーストリアGPのフリー走行2回目にクラッシュを喫した。ソフトタイヤで走行していたバルテリ・ボッタスはターン6を曲がり切れずにコントロールを失って直進。マシン前方からウォールにクラッシュした。それでも、タイムシートでは2番手でセッションを終えている。
「2回目のプラクティスではかなり強くヒットしてしまったけど、痛みもないし、僕は大丈夫だ」とバルテリ・ボッタスはコメント。「午後は時々突風が吹いていて、その1つに遭遇してしまったんだと思う。ここのコーナーはとてもトリッキーだし、少しでもエラーを犯した場合は非常に不利になる。でも、僕はこういったミスを罰するタイプのサーキットが好みだ。その方が好きだし、さらにエキサイティングになるからね」バルテリ・ボッタスは、朝にエンジンにオイル漏れが見つかり、FP1は“フェーズ1”パワーユニットを搭載。FP2では“フェーズ2”に戻している。 「ぶつかる前は、午前中にエンジンにトラブルがあって、FP1では古いエンインに交換していた。それで少し妥協を強いられたけど、クルマのセットアップについては明白な方向性を見つけている。FP2ではかなり大きな変更を施して、あのアクシデントまではすごく感触が良くなっていた。だから全体的に、クルマのパフォーマンスに関してはいい感触だ」「でも、他のチームたちも同じくらい速い。今週末、特に日曜日は非常に暑くなるだろう。ブレーキやエンジンを冷却するという点でクルマは限界を試されるだろう。タイムシート上ではとても接戦になりそうだし、予選は楽しくなりそうだ」
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