BMWはオーストラリアGPの予選で素晴らしい走りを見せた。ロバート・クビサ、ニック・ハイドフェルドの両ドライバーが揃ってQ3へ進出し、クビサは2番手、ハイドフェルドは5番手ポジションを獲得した。
ロバート・クビサ (2位)「2番手ポジションはチーム全体にとって偉業となったし、シーズンの素晴らしいスタートになったね!Q3の2回目のアタックで、僕はリスクをとったけど、最終的に成果はあげられなかった。12コーナーで膨らんでしまい、人工芝に乗ってしまった。コンマ2〜3秒を失った。ポールポジションを獲れたかもしれないね。昨日はかなり困難な一日だったけど、多くの進歩を遂げることができた。F1.08はとても速いマシンだけど、セットアップとドライビングにはとてもデリケートなんだ。テストをはじめたときのレベルを振り返ると、ミュンヘンとヒンウィルにいるチームのみんなに心から感謝しなければいけないね。みんなが懸命に問題を分析し、マシンを改善させたんだ」ニック・ハイドフェルド (5位)「100分の数秒差で4番手を逃したけど、とても満足している。予選は全体的にスムーズだったし、チームにとって素晴らしい結果になった。予想以上にうまくいった。F1.08の初期のテストではあまり良くなかった。僕たちは、懸命に作業し、進歩するだろうと言い続けてきた。これは今日明らかになったし、みんなの努力に対して大きな報いとなった。今年進むべき方向の第一歩だと信じている。レースがとても楽しみだよ。トラクションコトロールなしでのスタートは特にエキサイティングになるだろう。レース距離では、フェラーリが今日より強いだろうね。」マリオ・タイセン「とても満足している。2番手と5番手というグリッドポジションはチーム設立以来の最高の予選結果だ。最終ラップでのロバートのスライドがなければ、ポールを獲れたかもしれない。グリッドの3列目が我々の目標だったし、これは達成された。メルボルンではフェラーリとマクラーレンのマシンが最初のセッションからとても速かったにもかかわらずね。振り返ると、我々は良いラップタイプからかけ離れていたが、作業を続けた。仕事の成果が見見られて、とても嬉しいね。」ウィリー・ランプ テクニカル・ディレクター「新しいシーズンのスタートとして素晴らしい予選だった。クロバートとニックの2番手と5番手というグリッドポジションには、とても満足している。ロバートがあと少しのところでポールを逃したのは悔しいが、彼のF1キャリアにおいて最高の予選結果になった。我々は両方のドライバーがレースに向けて素晴らしいポジションにいる」