BMWザウバー救済のため交渉が行われたが、最初の交渉は失敗に終わったようだ。チームの20%の株式を保有するペーター・ザウバーとBMWモータースポーツのマリオ・タイセンは、ブラウン/ホンダ形式でのMBOによる買収について、BMW幹部と話し合ったという。しかし、期限は8月5日に設定されており、交渉は失敗に終わった。
「あらゆる努力をしたが、複雑な契約の解決策を見つけるには時間枠が十分ではなかった」とマリオ・タイセンは述べている。将来が確定していないため、BMWザウバーはまだ新コンコルド協定に調印できていないが、FOTAはチームがグリッドに残るために支援する姿勢であることを示している。BMWザウバーの買収に関しては様々な噂がある。ひとつはネルソン・ピケがチームを買収し、ルノーを解雇となったネルソン・ピケJr.をドライバーに据えるというもの。しかし、ネルソン・ピケはこの話を否定しているという。また、レッドブルのディートリッヒ・マテシッツが、トロ・ロッソのために興味を持っているとされているが、こちらも本人が否定。プロドライブのデビッド・リチャーズも、自チームでの参戦を目指すとしている。
全文を読む