元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが、9月にスウェーデンでCIK-FIA World KZ Karting Championshipに参戦することになった。KZ世界カート選手権では、マックス・フェルスタッペンがシングルシーターに移行する前年の2013年にワールドタイトルを獲得している。ルーベンス・バリチェロは、Birel ARTから参戦する。
F1経験のあるドライバーが参戦するのはルーベンス・バリチェロが初めてではない。2013年には元トロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリが参戦している。「この素晴らしいチームの一員になるように誘ってもらって嬉しいよ」とルーベンス・バリチェロはコメント。「44歳でカート選手権に参戦するなんて思いもしなかった。子供に話したら、とても熱狂していたよ」「レースをとても楽しみにしている。若い頃は国際レースを戦うチャンスはあまりなかったからね。素晴らしい夢が実現する」「しっかりトレーニングしているし、100%コミットしている。まるでF1グランプリ直前のようにね」ルーベンス・バリチェロは、自動車レースに移行する前にブラジルで複数のカートチャンピオンを獲得しており、1987年にはジュニア世界選手権で9位でフィニッシュしている。F1で11回の勝利を挙げたルーベンス・バリチェロは、ブラジルでストックカーV8選手権に参戦しており、2014年にはチャンピオンを獲得している。