元F1ドライバーで長年フェラーリのテストドライバー務めたルカ・バドエルは、“定期的”にミハエル・シューマッハの元を訪れていることを明らかにした。先週、フェラーリでミハエル・シューマッハの元チームメートだったルーベンス・バリチェロが、シューマッハの家族から訪問を拒否されたことを明らかにしていた。
ルカ・バドエル(47歳)は「僕は定期的に彼を訪ねている」と Diariodelweb.it にコメント。「でも、彼の家族は彼のことを秘密にしておくことを望んでいるし、僕は家族の意志を完全に尊重している。彼らはミハエルのためにできることをすべてをやっている」「コリーナは、ごくわずかな人たちだけに訪問を許している。論争は避け、彼女が望む事を尊重しよう」とルーベンス・バリチェロの告白を受けてあえてミハエル・シューマッハの元を訪問していることを明らかにしたようだ。ルカ・バドエルは1990年代後半から2010年までフェラーリでテストドライバーを務めており、フィオラノのトラックでのフェラーリF1マシンでの走行距離は13万キロ以上にのぼる。2009年にフェリペ・マッサが負傷した際には代役としてレースに出場。その際にはミハエル・シューマッハがサーキットに帯同してサポートしている。ミハエル・シューマッハの家族は、シューマッハの容体について、全ての情報を非公開にしている。F1界でミハエル・シューマッハを見舞ったことを明らかにしているのは他にFIA会長のジャン・トッドだけであり、「まだ戦っている」と述べた以外、ミハエル・シューマッハの容体については決して明らかにはしてない。関連:ルーベンス・バリチェロ、ミハエル・シューマッハへの面会を断られる