F1オーストリアGPを主催するレッドブル・リンクは、故ニコ・ラウダを記念して1コーナーの名称を“ニキ・ラウダ・カーブ( Niki Lauda Kurve)”に改名した。F1オーストリアGPは2014年にカレンダーに復活。舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通り、レッドブルが所有するサーキット。かつてオステルライヒリンク、A1リンクとしてグランプリを開催していたサーキットをレッドブルが改修した。
ニキ・ラウダは、3度目のF1ワールドチャンピオンを獲得した1984年にオステルライヒリンクで優勝している。ニキ・ラウダは、メルセデスの非常勤取締役を務めていたが、今年5月に病気によってこの世を去った。レッドブルは日曜日の朝に「レッドブルの恒久的な部分としてターン1はずっとニキ・ラウダ・カーブとして知られるようになる」と発表。「チャンピオン、伝説、そして友人へのふさわしい賛辞だ」ニキ・ラウダへのオマージュは、F1オーストリアGPの週末を通して捧げられている。サーキットの下の通路にはニキ・ラウダの人生を祝う写真が飾られている。また、パドックには1975年から1977年にかけてニキ・ラウダがドライブしたフェラーリ312 T4が展示されている。
全文を読む