アウディは2026年F1第2戦中国GPで、ニコ・ヒュルケンベルグが11位でフィニッシュ。ガブリエル・ボルトレトはテクニカルトラブルによりスタートできずDNSとなった。これでアウディは開幕2戦連続で1台のみの出走となった。ヒュルケンベルグはハードタイヤでスタートし、レース中の混乱を避けながら走行。終盤にはフランコ・コラピントとの差が大きく、ポイント争いには届かなかったものの、完走してチームに貴重なデータを持ち帰った。
ウィートリー「チームとして理解しなければならない問題」チーム代表のジョナサン・ウィートリーは、ボルトレトのDNSを含めた週末の課題を振り返った。「まずエマ・フェルバーマイヤーにお祝いを伝えたい。彼女は今週末、とても自信に満ちた安定した走りを見せた。土曜日の素晴らしいオーバーテイクに続き、今日は見事な勝利を収めた。2026年シーズン初勝利であり、アウディにとってF1アカデミーでの初勝利でもある」とウィートリーはコメント。「そしてキミ・アントネッリにもお祝いを送りたい。彼は見事なパフォーマンスで初のグランプリ優勝を手にした。彼にとって特別な瞬間だったと思う」「我々の側では、残念ながらガブリエルにとって非常に難しい一日になってしまった。レースをスタートできなかった問題について、チームを代表して彼に謝りたい。彼にとって非常に失望の大きい出来事だったはずだし、チームとして迅速に原因を理解し、対処しなければならない」「ニコのレースも簡単ではなかった。スタートでポジションを落としてしまったが、これはマシンをスタートさせる部分がまだ改善すべきポイントだと分かっている。その後ニコは力強いレースを見せ、優れたペースとエネルギーマネジメントを示した」「しかし残念ながらホイールガンのトラブルによって16秒のピットストップとなり、これでポイント争いから外れることになった。日本GPに向けて見直すべき点は多い。チームとして週末から学び、次のレースではより強く戻ってくる」ヒュルケンベルグ「フルディスタンスを走れたことが重要」11位で完走したニコ・ヒュルケンベルグは、メルボルンで走行距離を稼げなかったこともあり、レース距離を走れたこと自体が重要だったと語った。「スムーズなレースとは言えなかったが、僕にとって一番重要だったのはメルボルンを逃したあとでフルディスタンスを走れたことだ」とヒュルケンベルグはコメント。「これらのマシンはまだ未知の領域が多い。特にエネルギーマネジメントの部分だ。だから今は1周1周がとても重要だ」「今日のレースから学ぶべきことはたくさんある。来週すべてを見直し、いくつか整理して、日本GPでまた挑戦する」ボルトレト「スタートできなかったのは残念」ガブリエル・ボルトレトはテクニカルトラブルによりDNS。レースに出走できなかったことへの悔しさを語った。「残念ながら今日はテクニカルトラブルによってレースをスタートすることすらできなかった。それでも、最後までマシンを走らせようと追加の作業をしてくれたチームには感謝したい。本当にありがたい」とボルトレトはコメント。「今日のレースは多くのチャンスがあったと思う。スタートできなかったマシンやリタイアしたマシンも多く、ポイントを獲得できた可能性はあったはずだ」「もちろんフラストレーションはあるが、新しいレギュレーションの時代の始まりではこういうことも起こり得る」「それでもこの2戦から得られるポジティブな点もある。メルボルンは素晴らしい週末だったし、ここ上海でもレースまでは順調だった。良いポジションを争い、ペースも悪くなかった」「日本GPまで1週間あるので、チームと一緒にファクトリーでしっかり作業し、次のレースに向けてマシンのパフォーマンスをさらに引き上げたい」開幕2戦でアウディはトラブルにも見舞われたが、ヒュルケンベルグが完走してデータを収集した。チームは日本GPに向けて問題点の洗い出しとパフォーマンス向上に取り組むことになる。
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