アストンマーティンF1チームは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGPのFP1セッションでヤングドライバーのジャック・クロフォードが再びAMR25のステアリングを握り、ヤングドライバーテストにも参加すると発表した。20歳のアメリカ人であるジャックは、2026年のチームのサードドライバーに最近就任したばかりで、これまでにフォーミュラ1マシンで2,100km以上を走行している。また、シミュレーターにも継続的に参加しており、AMR25とAMR26の両開発を手助けしてきた。
ジャックはアブダビでのオープニングプラクティスセッションでランス・ストロールのマシンをドライブし、来季に向けた新たな役割に備えるために重要なオン・トラック経験を積むことになる。ジャックは現在、フォーミュラ2で3年目のシーズンを戦っており、ドライバーズチャンピオンシップでは2番手につけている。シリーズは今月末にカタールへ向かい、残り2戦のうち最初のラウンドが開催される。ジャック・クロフォード「今シーズン2回目となるAMR25のステアリングを再び握れることにワクワクしている。今年はAMRテクノロジーキャンパスでシミュレーターに多くの時間を費やしてきたので、その作業を実際のサーキットへ反映できるのは本当に報われる気持ちだ。メキシコは僕にとって大きな学びの機会だったので、FP1セッションとヤングドライバーテストの両方でその成長をさらに続けていきたい。」アンディ・コーウェル(アストンマーティンF1チーム CEO兼チーム代表)「メキシコのすぐ後にジャックが再びマシンに戻ってくるのを見るのは素晴らしいことだ。我々のヤングドライバーを育成するうえで目指しているのは、マシンでの走行距離を重ね、勢いを維持することだ。アブダビでのこのセッションは、彼が来年サードドライバーとして新たな役割に備えるうえで重要なステップとなるだろう。我々は彼の成長を引き続きサポートしていくことにワクワクしている。」
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