アストンマーティンF1は、ヘッドセットなどの音響製品を扱うブランド『EPOS(イーポス)』とスポンサー契約を結んだことを発表した。今回のスポンサー契約により、アストンマーティンF1は、チームのトラックサイドのセットアップとファクトリーの運用にEPOSの最先端のサウンドおよびコミュニケーションツールを導入する。
EPOSはもともと音響機器ブランドとして知られる「ゼンハイザー」のゲーミングデバイス事業。ドイツのゼンハイザー・エレクトロニクスとデンマークのウィリアム・デマント・ホールディングの合弁会社ゼンハイザー・コミュニケーションズとしてビジネスを展開してきたが、2020年7月に独立し、新たな名前でスタートした。オトマー・サフナウアー(アストンマーティンF1 チーム代表)「EPOSをグローバルオーディオパートナーとして迎えることを嬉しく思う。正確で合理化されたコミュニケーションは、成功するF1チームを定義するのに役立ち、それがピットウォールからのコールであろうと、パフォーマンスの向上に努めるファクトリーでのプロセスであろうと、トラックでの成功に直接つながる可能性がある。効果的なコミュニケーションの重要性を考えると、EPOSはチームにとって理想的なパートナーだ。ハイテクへの情熱と革新へのアプローチは我々の価値観に共鳴し、スポーツとしてのF1に内在している」Jeppe Dalberg-Larsen(EPOS社長)「この象徴的なブランドが60年以上ぶりにF1トラックに戻り、我々がこのブランドのグローバルオーディオパートナーになることに非常に興奮している。 EPOSは、アストンマーティン・コグニザント・F1チームと多くの共通点を共有している。当社の豊富な歴史は、100年以上の経験と革新に基づいて構築されており、高性能、職人技、時代を超えたデザインを最前線に置くプレミアム製品を生み出している。今日のF1はスピードだけではない。テクノロジー、イノベーション、最先端のエンジニアリングを通じて人間の可能性を解き放つことだ。これは、EPOSでの活動の中心にある柱だ。F1は、他のどのスポーツよりも優れたサウンドの重要性を示しており、シームレスなコミュニケーションがチームのパフォーマンスと個人の成果の両方を向上させる力を持っている。共有する専門知識を活用して、F1レースの新時代をスタートするのが待ち切れない」
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