メルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリが、バーレーンF1プレシーズンテストを目前に控えたタイミングで交通事故を起こしていたことが明らかになった。ただし、本人に怪我はなく、テストプログラムへの影響もない。事故が起きたのは2月8日(土)の夜。アントネッリはサンマリノ近郊セッラヴァッレでロードカーを運転中、ガードレールに接触した。現地警察が出動したが、他車両の関与はなく、単独事故だったという。
この件についてメルセデスは公式声明を発表し、次のように説明している。「先週土曜日の夜、サンマリノの自宅近くで、キミは交通事故に遭った。キミの通報により警察が現場に到着した。関与したのは彼の車両のみで、車両には損傷があったが、キミ本人に怪我はなかった」アントネッリが運転していたのは、メルセデスAMG GT 63 PRO 4MATIC+「Motorsport Collectors Edition」。世界限定200台のみが生産された特別仕様車で、手描きのペトロナスカラーを施したボディを持つ。612馬力を発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、ダウンフォース低減を意識した空力パッケージや強化冷却システムなど、専用の技術的特徴が盛り込まれている。メルセデスは先月のバルセロナ・シェイクダウンを前に、この車両をアントネッリに納車したことをプロモーションとして紹介していた。車両には損傷が出たものの、今回の事故がF1での活動に影響を及ぼすことはない。アントネッリは予定通り、2月11日(水)から始まるバーレーンF1プレシーズンテストに参加する。テストでは、初日水曜午後、2日目木曜午前、最終日金曜午後のセッションでメルセデスの2026年型マシン「W17」をドライブする予定だ。残るセッションはチームメイトのジョージ・ラッセルが担当する。バーレーンでの最初の公式テストは11日に開幕し、同地では18日から20日にかけて最終プレシーズンテストも行われる。思わぬ形でテスト前の注目を集めることになったアントネッリだが、メルセデス陣営にとっては、無事に走行を開始できることが何よりの朗報となった。
全文を読む