スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2022年F1オランダグランプリの金曜フリー走行を振り返った。角田裕毅、ピエール・ガスリーともにハイダウンフォースなザントフォールトに苦戦。FP2の終盤では角田裕毅が突風に煽られて車のコントロールを失ってグラベルトラップにはまってセッションを終えている。
「ザントフォールト・サーキットの特徴は前回のスパ・フランコrンシャルでのレースとは大きく異なっている。今シーズンのダウンフォースの最低値から最高値までの振り幅だ」とジョナサン・エドルズはコメント。「ここのトラックは常に非常にグリーンでスタートし、特に砂がコース上にあるため、最初の走行でハードで走るのは、特に穏やかな気温ではドライバーにとって困難だった」「そのタイヤをうまく機能させるのに苦労したので、すぐにミディアムに焦点を移したが、それでも全体的なグリップが不足していた」「そのため、FP2に向けて両車のセットアップを大きく変更した。残念ながら、ピエールのマシンは変更の1つで時間にかかってしまい、彼はセッションの最初の部分を失ってしまったが、2台のマシン全体で明日に向けて各セットアップの最良の部分をつなぎ合わせる良好なショートラン データを収集できた」「ロングランで裕毅はターン10の出口でパワーオン中に突風に見舞われて車のコントロールを失った。裕毅はソフト タイヤで競争力のあるラップを記録しており、それはポジティブなことだが、全体的にチームのパフォーマンスは我々の期待と一致していなかった。今夜は多くの作業が待ち構えている」
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