スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1第11戦オーストリアグランプリの決勝レースを振り返った。今週末は競争力を発揮できていないスクーデリア・アルファタウリ。決勝でも状況は変わらず、ピエール・ガスリーは2度の5秒ペナルティもあり15位、角田裕毅は最下位17位でチェッカーを受けた後、前のマシンのペナルティで16位に昇格した。
「我々にとって非常に難しいレースだった」とジョディ・エギントンはコメント。「前進できた部分がひとつもなかった。また、ピエールがいくつかのペナルティを受けてしまったことで、さらに遅れを取ってしまった」「序盤から2ストップレースになることは明らかだったで、ピエールにもその準備をさせたが、トラフィックに捕まってしまい、そのあとは厳しい展開になった」「同じように、裕毅もピットストップでのポジションアップを狙わせたが、今日の彼はペースが得られなかった。我々はずっと後手後手に回ってしまい、最終的に何も得ることができなかった」「ファクトリーで確認すべき部分が数多くある。マシンにアップデートを加えてフランスGPに向けて準備を整え、中団争いに再び加わることにフォーカスしていく」