アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年F1マシン『AT02』の発表に際し、ルーキーの角田裕毅とピエール・ガスリーというペアの自信を語った。AT02の発表会はオーストリアのザルツブルクにあるアルファタウリの新しいショールームをステージにデジタル形式で行われ、この場で初めてフランス人ドライバーのピエール・ガスリーと日本人ドライバーの角田裕毅がチームメイトとして顔をそろえた。
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表のフランツ・トストは「2021年にピエールと裕毅をドライバーに選んだのは、スクーデリア・アルファタウリのチーム哲学が今もレッドブル・ジュニア・プログラムの有望な若手ドライバーにF1へステップアップする機会を与え、彼らを育成することを基本にしているからだ。それゆえに、裕毅がチャンスを手にした」と説明。「裕毅のそばにピエールがいるということは、日本人ルーキーの早期成長を助けられる経験豊富なドライバーがいるということであり、それと同時に我々が良い結果を狙うことも可能になるの。このペアは我々が両方の目標を達成するためのベストなシナリオだと考えており、必ず成功するという自信もある」