フェルナンド・アロンソは、今シーズンの最優先事項はル・マン24時間レースに勝つことだと語った。マクラーレンから2018年のF1世界選手権に参戦するフェルナンド・アロンソは、4戦を終えた時点でドライバー選手権で6位につけている。また、今期はF1と並行してトヨタからFIA 世界選手権(WEC)に参戦。5日(土)に開幕戦スパ6時間レースでWECデビューを果たす。
フェルナンド・アロンソは「僕の優先事項はル・マンに出場することだ。最高のレースだからね」と Le Soir にコメント。「今季のF1で手を抜くつもりはないけど、今はル・マンに出場するチャンスを手にしている。このチャンスを無駄にするつもりはない」フェルナンド・アロンソは、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)での3冠をキャリアの目標に掲げている。これまで3冠を成し遂げたドライバーはグラハム・ヒルしかいない。昨年は、マクラーレン、ホンダ、アンドレッティ・オートスポーツの協力によってインディ500に参戦。エンジン故障によってリタイアしたものの、その週のアロンソの姿勢と熱意はアメリカで多くのレースファンの心を射止めた。フェルナンド・アロンソは、WECのレースでは、F1での本能を制御することを覚える必要があると語る。「F1ではすべてにおいて全速力が要求されるけれど、ここ(スパ)ではブレーキングなど、逆のことが求められる場合がある」とフェルナンド・アロンソは説明した。フェルナンド・アロンソは、トヨタ・TS050 HYBIRDの8号車で中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとチームを組む。5日(土)のスパ6時間レースではポールポジションからスタートする。
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