フェルナンド・アロンソは、レースに勝つためにいつか必ずインディ500に戻ってくると語った。マクラーレン・ホンダ・アンドレッティからインディ500に初参戦したフェルナンド・アロンソは、27周ラップをリードするなど、優勝を狙える力強いパフォーマンスを見せていたが、7番手を走行していた残り21周でホンダのエンジンが故障した。
フェルナンド・アロンソは、プライオリティはF1ワールドチャンピオンを獲得できるクルマに乗ることだが、まだインディ500は完成させなければならないチャレンジだと考えている。またインディ500に挑戦する意欲はあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「間違いなくイエスだ」とコメント。「もちろん、ここに戻ってくるときには、少なくともすべてどんな感じかはわかっている。リスタート、ピットストップなど、全てのことは初めてではなくなる。なので、もっと楽に挑めるだろうし、適応できると言っておこう」「この挑戦を追い続ける必要がある。インディ500制覇は完成していないからね」フェルナンド・アロンソは、インディ500の2週間は“素晴らしい経験”だったと続ける。「もちろん、レースを終えられなかったことには落胆している。参戦する全てのレースでチェッカーフラッグを見たいからね。今日はそれは可能ではなかった」「この2週間は素晴らしい経験だった。僕は自分自身を証明し、自分自身に挑戦するためにここにきた」「F1カーではみんなと同じくらい速く走れることはわかっているけど、インディカーではみんなと同じくらい速く走れるかどうかはわからなかった。競争力を感じて、インディ500をリードできたのは嬉しかったフェルナンド・アロンソは、エンジン故障がなければ、自分が優勝候補だったと確信しており、ライバルの何人かはコーションのおかげで自分の前に出ることができたと付け加えた。「トラブルフリーであれば、ライアン(ハンターレン)、アレキサンダー(ロッシ)と僕はみんなより半周くらい前にいただろう。でも、それがこのレースの特性だ」「何度か不運なイエローフラッグがあっても僕たちは戦いのなかにいた。エンジンがブローするまでは勝利は少しはポケットのなかにあったと思っている」